携帯電話機を買い替える際に,一緒に交換する充電器。これを端末の種類や通信事業者を超えて標準化しようとする取り組みが,日本や中国でそれぞれ始まった。通信事業者を乗り換えても使い続けられる利点があるほか,端末開発の効率化,廃棄物の削減といった効果がある。

 中国では,電気・機械的特性や,製造時の評価方法などを定めた規格書を2006年12月に策定。2007年6月以降に製品認定を受ける携帯電話機に,規格準拠を義務付けた。