ソニーケミカル&インフォメーションデバイスは,液晶パネルなどディスプレイの視認性を高められる光学樹脂を開発した。同社の調査では,照度600lxの蛍光灯の光を照射時に,コントラスト比が約5倍高まったという。より明るい昼間の屋外では,コントラスト比の差は一層明確になる。既に量産を始めており,2007年中にはこの樹脂を採用した携帯電話機が登場するとみられる。