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日経エレクトロニクス2006年11月20日号
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開けて分かったPS3のすべて

放熱機構と電源ユニットに苦心の跡

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2006/11/14 15:48

プレイステーション 2の発売から6年半以上を経て2006年11月11日にようやく発売された「プレイステーション 3」(PS3)を徹底解剖した。PS3は,新型マイクロプロセサ「Cell」やグラフィックスLSI「RSX」に代表される,合計で最大380Wの電力を消費する電子部品の塊である。その部品を容積が約5Lの筐体に収めるため,PS3にはさまざまなアイデアがぎっしり詰まっていた。

 「プレイステーション3」(PS3)を眺めたときに目に付くのが,筐体の側面に開いた四角い穴だ。これらは,内蔵するマイクロプロセサ「Cell」やグラフィックスLSI「RSX」などで生じる熱を逃がすための吸気口と排気口として穿(うが)たれている。

 「多くの穴が開いた部材を射出成型でこれだけ滑らかに仕上げるのは非常に難しかった」と,ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE) 設計生産本部 副本部長 兼 設計2部 部長 兼 1課 課長の伊藤雅康氏は振り返る。穴の周囲を2方向から樹脂材料が回り込んで合流する部分に,「ウエルド・ライン」と呼ぶ筋状の線が生じやすいからだ。

<Interview>開発者が振り返る
PS3にゴールはない あるのはマイルストーン

川西 泉氏
ソニー・コンピュータエンタテインメント
コーポレート・エグゼクティブ
ソフトウェア・プラットフォーム開発本部 本部長 兼 ネットワークシステム開発部 部長

伊藤 雅康氏
ソニー・コンピュータエンタテインメント
設計生産本部 副本部長
兼 設計2部 部長 兼 1課 課長

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