Cover Story
研究開発は物理に還れ

激しい競争の中にあるエレクトロニクス業界で,他社にない製品を作るために未知の材料の発掘から始める例が出始めた。最近は,わずか2年~3年前に確認されたばかりの物理現象までさかのぼるメーカーが少なくない。例えば,屈折率が負の「左手系材料」や電子のスピンを利用する「スピントロニクス」,現象が理論的に十分解明されていない「強相関電子系」などに注目が集まっている。

Leading Trends
「ISSCC 2006」を通して展望する半導体の将来

Leading Trends
実用化が相次ぐ電子ペーパーの最新動向

Guest Paper
Linuxやマルチコア環境のデバッグを支える仮想化技術

Interview●米Microsoft社の強さ支える研究開発
リスクを取らなければ成功しない

Buyers' Guide●吸音材
吸音率やハロゲン・フリーにメーカー差