三洋電機は,充電後1年たっても使えるNi水素2次電池「eneloop」を開発した。単3形の「HR-3UTG」を2005年11月14日,単4形の「HR-4UTG」を2006年1月21日にそれぞれ発売する。自己放電と作動電圧低下の抑制により,1年後でも満充電時の約85%の容量を維持できるという。同社従来品では残存容量がほとんどなかった。同社が2005年7月に掲げた持続可能な資源活用などを柱とするビジョン「Think GAIA」を基に販売する第1弾の製品となる。充放電して使えるということが,このビジョンにマッチしたという。