Fujinon’s Light Touch
この段階での作業を主に担当するのが,Lucasfilm社傘下の米Industrial Light & Magic社である。同社でDigital HD Supervisorを担当するFred Meyersは,この工程を「ILM work」と呼ぶ。
ILM社がまず目をつけたのは,F900用のレンズだった。ILM workが始まる前,俳優やセットが登場するシーンの収録には,Panavision社が開発したレンズを用いた。「このレンズは当初の撮影には良かったけど,模型を撮影するには大きく重たすぎた」(Fred)。