ソフトバンクの子会社で、再生可能エネルギー発電事業者のSBエナジー(東京都港区)と三井物産は、静岡県浜松市西区で「ソフトバンク浜松中開ソーラーパーク」の建設を進めている。出力約43.4MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)で、2014年12月25日に起工式が開催され、2016年度中の運転開始を予定している。

 メガソーラーの敷地面積は、約53万1000m2を予定している。発電事業者は、両社が折半出資するSPC(特定目的会社)である、浜松中開ソーラーパーク(静岡県浜松市)となる。

 建設地は、浜名湖内に伸びた庄内半島にある(図1)。元々、ウナギを養殖するための養鰻池だったが、埋め立てられ、2004年に開催された浜名湖花博の際には、駐車場として使われた。

図1●日照時間が日本一の多い地域に立地
左の橋が向かっている先が、浜名湖内に伸びた庄内半島。右奥の山林の手前に草原のように見えるのが建設地(出所:日経BP)
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