リゾートトラストは2014年3月、福島県西郷村の山間に「リゾートトラスト メガソーラー那須白河」を稼働した(図1)。出力は約2MW。パナソニック製の多結晶シリコン型パネルを採用し、コンクリート基礎で支える鋼製架台に取り付けた。パワーコンディショナー(PCS)は、東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製だ。
ここまでのスペックは、固定価格買取制度(FIT)によって全国各地に急増しているメガソーラー(大規模太陽光発電所)の中では、よくみられるタイプだ。だが、「リゾートトラスト メガソーラー那須白河」には、他のメガソーラーとは異なる特徴がある。発電所を取り囲むフェンスの外側に「非常用コンセント」を設置したのだ(図2)。