連系できず断念したメガソーラーも

 八戸市サイトには、まだスペースに余裕があることから、太陽光発電設備の増設を検討したが、結局、断念した。東北電力との連系協議において、近隣の送電網に連系できる容量が残っていないことがわかったという。

 子会社が保有する秋田県の工場跡地でも、メガソーラーの建設を検討したが、同じように、送電網が連系できるだけの容量を残していないことから、断念した。

●発電所の概要
発電事業者極東開発工業
住所青森県八戸市北インター工業団地5丁目2番26号(極東開発工業の旧・東北工場跡)
敷地面積約5万7601m2(約5.8ha)
発電設備の施設面積約3万2647m2(約3.3ha)
総投資額約4億9000万円
出力1.5MW
年間予想発電量約181.7万kWh
太陽光パネルソーラーフロンティア製のCIS型、160W品1万枚
パワーコンディショナー(PCS)東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製、500kW機3台
設計・調達早水電機工業
建設ソーラーフロンティア、早水電機工業、大林道路の共同企業体
売電開始日2013年9月