三井造船の大分事業所は、約1.7km2という広大な敷地を持ち、橋梁や大型クレーンなど、大型構造物を製造する工場として1981年に操業を始めた。工場内には、10m以上はあろうかという鉄鋼製の部材があちこちに置かれ、港湾用の巨大クレーンなどが組み上がっている。その大きさと重量感の迫力には圧倒される。

 「三井造船・三井不動産 大分太陽光発電所」は、そんな巨大工場の一角にある(図1)。出力14MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)で、2013年12月1日に九州電力に売電を開始した。三井造船と三井不動産の共同事業として運営する。

[画像のクリックで拡大表示]
図1●「三井造船・三井不動産 大分太陽光発電所」
(出所:上は三井造船、下は日経BP)
[画像のクリックで拡大表示]