Social Device 生活と社会を支える
 

人工眼や人工発声の開発進む

三宅 常之=Tech-On!
2013/08/23 00:00
出典:日経マイクロデバイス、2004年1月号 、pp.48-49 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
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将来のデバイス・メーカーにとって,ヒトがアプリケーションになる。人間の眼や耳などあらゆる臓器を制御する神経信号は,電気パルスである。電気パルスを使って神経に直接信号を与え,失明者の視力を復元する,あるいは神経信号を経由して言葉を発する喉や口を人工的に作る。そんな研究が急速に進み始めた。当初の市場は失明者など一部に限られるが,そこに使う技術の応用範囲は広い。ゆくゆくは人間型ロボット,さらには人間が扱うすべての機器が搭載するヒューマン・インタフェース機能が対象となる。

 人間の機能を代替したり模倣したりというデバイスの開発が急速に進み始めた。これまでデバイス開発に関連したのは医療メーカーに限られていた。今後は半導体やセンサーなどの電子デバイス・メーカーや,微細加工技術を応用した非電子デバイス・メーカーもその分野で活躍するようになる。デバイス各社は,小型化するための実装技術やLSI技術,人工筋肉などの新規デバイス技術で力を発揮できる。

 ヒトに向けた市場は,当初は再生医療向けなどに限られるが,そこで培った技術は人間型ロボットに生かせる。さらに人間との自然な対話を実現するヒューマン・インタフェースを開発する上での重要な要素技術となる(図1)。

図1●市場は再生医療からロボットなどへ
人間の機能や臓器を模擬する技術の市場は,当面は再生医療向けなどに限られる。しかし,ここで培った技術はロボットやヒューマン・インタフェースの重要な要素技術として生かせる。日経マイクロデバイスが作成。
■変更履歴
掲載当初、タイトルに誤りがありました。お詫びして訂正します。現在は修正済みです。 [2013/08/23]

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