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第4回 遅延や揺らぎは品質にどんな影響を与えるのか

松浦 賢一=GLEAN Corporation
2013/08/15 00:00
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 前回は測定用の環境を構築しました。しかし、このままではネットワークを任意の状態にすることができません。そこで、米Shunra Softwareが開発、日本では日本コーネットテクノロジーが販売する「Shunra NV for Mobile」というIPネットワークエミュレータを使ってネットワークに対して遅延、パケットロス、揺らぎの状態を生み出します。

 前回構築した測定用の環境にShunra NV for Mobileを組み込んだ環境の構成図を図1に示します。

図1●Shunra NV for Mobileを追加した測定環境構成図
[画像のクリックで拡大表示]

 Shunra NV for Mobileは異なる2つのネットワークセグメントを中継するルーターとして機能するため、前回構築した環境から一方のスマートフォンを別のセグメントに接続します。

遅延時間を測定する

 では実際に測定を開始しましょう。まずはネットワークエミュレーションが無効(単なるルーターとしてパケットを中継するだけ)の状態で測定してみます。音声遅延時間を3分間測定したグラフを図2に示します。おおよそ180から220ミリ秒の範囲に収まっています。

図2●音声遅延測定結果(ネットワークエミュレーション無効時)
[画像のクリックで拡大表示]
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