建造物や医療など社会を支える基盤(インフラ)の分野に、電子部品メーカーの期待が集まっている。センサやアクチュエータをふんだんに使う用途が開けそうだからだ。建造物の老朽化といった社会的な問題の解決に、センサなどを役立てるシステムの市場が立ち上がりつつある。こうした用途を目指す「ソーシャル・デバイス」とも呼ぶべき部品の開発が活発になってきた。

(写真:Getty Images)
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