設計力向上 開発手法と支援ツールの動向・事例
 

第13回:活用の拡大(上)

元田 豊=O2 技術ディビジョン コンサルタント
2012/11/02 00:00
出典:日経ものづくり、2010年8月号 、pp.74-75 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
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 前回まで、3次元設計の基盤づくりと3次元設計手法の定着について解説してきた。これらが確立して3次元設計が軌道に乗ってくると、次はいよいよ3次元設計の効率向上と、活用拡大の準備の段階である()。

表●3次元設計をベースとした開発プロセス構築に向けた取り組み
第13~15回は、グループDの取り組みを解説する。
[画像のクリックで拡大表示]

 この段階では、だいぶ効果を実感できるようになる一方で、「無駄」と思えるような作業が目に付き始める。例えば、付帯的業務である帳票作成作業。特に部品一覧のような帳票は、アセンブリモデルを基に自動作成する方が合理的に思える。

 モデル作成においても、同じ手順の繰り返しになるものが見えてきて、できるだけ自動化することで省力化を図れる。そのもう一歩踏み込んだ取り組みとして我々が推奨しているのが、「製品特有の典型形状や、ボス/リブのような構造部位の標準化・モジュール化」の実施である。

 「製品の標準化・モジュール化」というと、「部品ライブラリーの整備」ないしは「部品の標準化・モジュール化」のように、部品を単位とした活動を意味する場合が多いのではないだろうか。それらの活動も効果的だが、今回着目するのはあくまで部品の中に存在する形状要素(部分形状)であり、ライブラリーとして整備するのも形状モジュールである。

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