設計力向上 開発手法と支援ツールの動向・事例
 

第2回:業務改革レベルの自己評価(中)

宮木邦宏=O2 技術ディビジョン シニアコンサルタント
2012/10/09 00:00
出典:日経ものづくり、2010年4月号 、pp.72-76 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
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現在のレベルを正しく把握

 まず、3次元設計プロセスの構築が現在どのような段階にあるのかを、「プチアセスメント」によって自己評価していただく。プチアセスメントは、3D-DPRMの実施前に行っている「クイックアセスメント」のエッセンスを本コラムのために抽出し、簡易版としてまとめたものだ。

 本来のクイックアセスメントは、業務改革レベルを詳細な評価項目を用いて客観的に評価していき、これに意識調査結果を加え、可能な限り正確にその状況を分析していく。プチアセスメントは、そこまで細かな評価を出すことができないが、おおよその傾向の把握は可能なものに仕上げた。実際にこのプチアセスメントを実施した企業からは、「短期間で自分たちの足りない点に当たりを付けられるし、多くの設計者の声も抽出できるので大変効果的である」と高い評価を得ている。

 プチアセスメントの目的は、「現在、自分たちの3次元設計プロセス構築がどのステージにいるか」「どの部分に弱さを持っているか」について客観的につかみ、それぞれに合った効果的な取り組みを理解することにある。プチアセスメントにおける質問では、筆者らが3次元設計プロセスを再構築するために必要な要素であると考えている項目を挙げ、それらに対する取り組みの有無と達成度合いを聞いている。

 ともすると、今まで想定もしていなかった事項に対する質問があるかもしれない。そのような質問に対する答えを考えることで、新たな課題に気が付くことも、今後の活動へのヒントになると考えている。

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