設計・生産 ものづくり現場の競争力アップに貢献する
 

第1回:業務改革レベルの自己評価(上)

宮木邦宏=O2 技術ディビジョン シニアコンサルタント
2012/10/05 00:00
出典:日経ものづくり、2010年4月号 、p.72 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
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 製品開発期間は一昔前に比べると劇的に短縮され、製品は多機能化・軽薄短小化し、ますます複雑化する傾向にある。これらを実現するため、3次元モデルをベースにした開発プロセスの構築に多くの企業が取り組んできた。3次元モデルによる表現は共通言語のような役割をし、直感的で分かりやすい。3次元モデルを最終工程まで生かすことにより、開発プロセス全体の効率化を果たせるのが導入企業の期待であり、ベンダーもそれを強調する。

 ところが,設計者からは、「図面だけではなく3次元モデルも作成しているから、以前よりも負荷が大きくなっている」「他人が作成した3次元モデルは修正しにくいので、結局、ゼロから描き直している」といった声を聞く。また、思ったように手戻り削減や品質向上に結び付いていないという話も多い。3次元設計を開始して初めて、さまざまな問題があることに気付くのだ。

3次元CAD導入だけではダメ

 このような問題を抱える企業からは、3次元モデルを生かした開発プロセスを再構築するにはどうしたらよいのかという相談が、年を追うごとに多くなっている。その背景を分析してみると、さまざまな要因があるようだ。

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