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“Going into Television”,Lucas氏に聞く(下)

浅見 直樹=経営情報グループ総括(元・日経エレクトロニクス編集長)
2012/11/09 00:00
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出典:日経エレクトロニクス、2005年8月15日号 、pp.104-105 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

【前回より続く】

Fighting 2.4 G Interference

 デジタル・シネマは,まだまだ始まったばかりの技術だ。この技術が将来,映画産業や家庭にどんな影響をもたらすのか,Lucas氏にビジョンを語ってもらった。

1977年公開の「エピソード4/新たなる希望」から2005年の「エピソード3/シスの復讐」まで,「STAR WARS」シリーズの6本の映画を作り上げた中心人物。1971年のSF映画「THX 1138」で,初めて商業映画を監督する。1973年の「アメリカン・グラフィティ」,1981年~1989年の「インディ・ジョーンズ」シリーズなどを手掛けた。米LucasfilmLtd.のChairman of the Boardも務める。(写真:栗原克己)
[画像のクリックで拡大表示]

 こうしたことすべての結果,いまだかつてなかったことが起こるだろう。まだデジタルで映画を監督したことがあるのは,たったの6人しかいない。このメディアを実際に使ってみた人は,ほんの一握りしかいないんだ。

 ここ数年,デジタルでの上映を広げようと必死にやってきた。ファントム・メナスは初めてデジタルで上映された大手の長編映画だ。2本目では,デジタルで上映できる劇場が増えることを望んだ。3本目の今回は,アメリカよりもむしろ,海外の反応がすごかった。ヨーロッパがデジタルになり,その波は中国の劇場まで及んだ。世の中はかなり速く動いてる。

 デジタル化が進んだ結果,映画を配給するコストは劇的に下がるだろう。新たな配給会社が,どんどんビジネスに参入してくるはずだ。劇場では上映する映画を自由に入れ替えて,可能な限り施設を有効活用できるようになる。映像には普通のフィルムにある傷とか汚れとかが全くなくなって,クオリティーがずっと高まる。

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