受注生産であっても,単純に顧客の要求のままに製品を造るのではなく,より品質が良くて安価なものを提供することが求められている。これを実現するために,見込み生産で使われてきたBOM(部品表)の導入が注目を集め始めた。最大の眼目は,「繰り返し」作業をうまく実行すること。QCD(品質,コスト,納期)の改善につながる「繰り返し」を支援することこそ,BOMの役割だ。