設計者が後悔するのはどんなときか。それは,自身が設計した製品で死亡や火災などの重大事故が起きたときではないだろうか。そこで「リスクアセスメント」の出番となる。リスクアセスメントは,従来行われてきた後付けの対策とは全く違う。重大事故の火種を探り当て,事前に徹底的に取り除く。このリスクアセスメントを使いこなせるようになれば,「後悔しない設計」を実現できるはずだ。