1992年前にゼロから出発し,2007年度に2140億円を売り上げるまでに成長した三洋電機のデジタル・カメラ事業。OEM品が全体の90%を占める中,自社ブランドを 牽引する役割を担ってきたのが,「Xacti」である。その開発には,さまざまな偶然や失敗が絡んでいた。