第4回:USB3.0,次世代仕様への期待と不安

 【図2 対応LSIやIPコアの開発が活発化】 Symwave社はUSB 3.0の物理層回路を実装したLSIを試作し,USB 3.0によるデータ伝送デモを披露した(a)。HDDへのデータ書き込みを想定し,SATAインタフェースでデバイス側の基板とHDDを接続していた。 HDDへのデータ転送速度は約80Mバイト/秒。USB 3.0を使えば200M ~300Mバイト/秒で伝送できるものの,用いたHDDのSATAの仕様から約80Mバイト/秒にとどまっているという。ホストとデバイスの通信には,USB3.0対応の試作ケーブルを利用した。Synopsys社は,USB 3.0によるHDTV動画伝送システムを試作した(b)。 1080pで30フレーム/秒の動画を非圧縮伝送した。
【図2 対応LSIやIPコアの開発が活発化】 Symwave社はUSB 3.0の物理層回路を実装したLSIを試作し,USB 3.0によるデータ伝送デモを披露した(a)。HDDへのデータ書き込みを想定し,SATAインタフェースでデバイス側の基板とHDDを接続していた。 HDDへのデータ転送速度は約80Mバイト/秒。USB 3.0を使えば200M ~300Mバイト/秒で伝送できるものの,用いたHDDのSATAの仕様から約80Mバイト/秒にとどまっているという。ホストとデバイスの通信には,USB3.0対応の試作ケーブルを利用した。Synopsys社は,USB 3.0によるHDTV動画伝送システムを試作した(b)。 1080pで30フレーム/秒の動画を非圧縮伝送した。

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