第3回:動き対策が練られたリモコン

 【図4 激しく動かすことを前提に設計されたWiiリモコン】ゲームの操作のためコントローラを動かすのが前提なので,ユーザーによる激しい扱いにも耐えられるようにする配慮が見られる。本体には米Analog Devices社の3軸加速度センサが使われている(a)。コントローラに有線で接続して使う「ヌンチャクコントローラ」では伊仏合弁STMicroelectronics社の3軸加速度センサを採用した(b)。ユーザーがコントローラを激しく扱っても電池が接触不良を起こさないように,電池の負極側をバネの力で押さえる構造の電極を採用した(c)。万が一,電池が電極から浮いても回路への電力供給が途絶えないように,3300μFと比較的大きな容量の電解コンデンサを搭載した(d)。
【図4 激しく動かすことを前提に設計されたWiiリモコン】ゲームの操作のためコントローラを動かすのが前提なので,ユーザーによる激しい扱いにも耐えられるようにする配慮が見られる。本体には米Analog Devices社の3軸加速度センサが使われている(a)。コントローラに有線で接続して使う「ヌンチャクコントローラ」では伊仏合弁STMicroelectronics社の3軸加速度センサを採用した(b)。ユーザーがコントローラを激しく扱っても電池が接触不良を起こさないように,電池の負極側をバネの力で押さえる構造の電極を採用した(c)。万が一,電池が電極から浮いても回路への電力供給が途絶えないように,3300μFと比較的大きな容量の電解コンデンサを搭載した(d)。

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