米Ford Motor社は、第39回東京モーターショーでコンセプトSUV「Equator」を発表した。Ford Asia Pacific社が中心となり、台湾のデザインセンターであるFord Lio Ho Motor社が開発した。「Escape」をベースに内外装のデザインを変更したもの。アジア・パシフィック、特に日本市場を意識して開発しており、オフロードでの走破性は保ちつつ、オンロードでの快適性や操作性を高めたという。Equatorは市販しないが、「将来的にはFord Asia Pacific社で開発したアジア向けモデルの市場投入を予定している」という。

 ボディカラーは、Equator(=赤道)の水平線から朝日が昇る様子をイメージした「ファースト・ライト・オレンジ」とした。フロントグリルの吸気口を拡大し、フロントフードのデザインを変更した。ヘッドランプは台湾のT.Y.C. Brother Industrial社と共同開発した。


図1◎「Equator」 ボディサイズは全長4424×全幅1780×全高1798mm。ホイールベースは2620mmでEscapeと同じ。 (写真:的野弘路)


図2◎サイドビュー(写真:的野弘路)
 
図3◎リアビュー(写真:的野弘路)


図4◎フランスMichelin社製の255/50R-19サイズのタイヤ。
 
図5◎内装色は黒を基調にコバルトブルーをアクセントに使った。