マツダは、東京モーターショーにミニバン「プレマシー」ベースの水素ロータリー・ハイブリッド車「プレマシー ハイドロジェンRE ハイブリッド」を参考出品した。水素ロータリーエンジンとハイブリッドシステムを組み合わせ、フロント横置きに配置。「デュアルフューエルシステム」を採用し、水素でもガソリンでも走行できる。
モータの最高出力は30kW(40PS)。ニッケル水素電池を後席下部に配置した。エンジンにはアイドリングストップ機構を搭載し、発進時と加速時にモータが駆動アシストする。
高圧水素タンクを通常モデルの3列目部分に配置して5人乗りとした。パワートレーンのFFレイアウトと合わせて、ミニバンとしての室内空間を損なうことなく、荷室と5人の乗車スペースを十分に確保した。