フォルクスワーゲングループジャパンは、東京モーターショーにコンパクトカー「ポロ」のスポーツグレード「ポロGTI」を出展すると発表した。排気量1.8Lの直列4気筒エンジンにターボ過給器を組み合わせ、最高出力を110kW(150ps)、最大トルクを220N・mとした。最高速度は216km/hで、スタートから100km/hまで8.2秒で加速する。

図1◎「ポロGTI」。「ゴルフGTI」と同様にグリルの周りに赤いラインを配し、バンパーの一部を黒くペイントした。

 「ゴルフGTI」と同様にフロントデザインを改良し、黒いV字型のグリルとした。ヘッドランプのベゼル部分、フォグランプの周囲も黒に変更し、精悍なデザインに変更した。

 ボディサイズや価格などの詳細は不明だが、2005年末から2006年にかけて世界各国で発売を開始するという。

図2◎テールゲート上にルーフスポイラーを設置。

図3◎ブレーキキャリパーも赤に変更した。スポーツサスペンションを装着し、標準モデルよりも車高を15mm下げている。

図4◎ステアリングホイールは専用品で、赤いステッチが特徴。フットペダルもアルミ製。

図5◎専用シートは赤と白のラインが入ったチェック柄。「初代ゴルフGTIを彷彿させる」(VWJ社)という。