村田製作所は、最大100Gビット/秒のデータ通信が可能な光モジュールを開発、IDFの展示会場で披露した。自社開発のレーザー素子や水晶部品を活用し、小型パッケージに組み込んだ。次期Thunderbolt仕様である「Thunderbolt 3」の長距離伝送ケーブルを実現できるとして、機器メーカーに採用を働きかける考えだ。  村田製作所が出展したのは、電気信号を光信号にケーブル内で変換して伝送する「AOC(アクティブ・オプティカル・ケーブル)」用の光送受信モジュール。最大データ伝送速度は100Gビット/秒であり、Thunderbolt 3の約40Gビット/秒を大きく上回る。面発光型レーザーによる送信部と、PD(フォトダイオード)による受信部を備え、電圧変換部や水晶部品なども組み込んだ。面発光型レーザーは村田製作所が自社開発したものを使っている。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

日経クロステック登録会員になると…

新着が分かるメールマガジンが届く
キーワード登録、連載フォローが便利

さらに、有料会員に申し込むとすべての記事が読み放題に!
春割キャンペーン実施中!
>>詳しくは


日経クロステックからのお薦め

春割キャンペーン実施中!
日経BP総研の問い合わせフォーム

企業価値を高めたいとお悩みなら

日経BP 総合研究所がお話を承ります。ESG/SDGs対応から調査、情報開示まで、お気軽にお問い合わせください。

ブランド強化、認知度向上、エンゲージメント強化、社内啓蒙、新規事業創出…。各種の戦略・施策立案をご支援します。詳細は下のリンクから。

日経BP総研の問い合わせフォームへ行く

日経BPで働きませんか

日経BPで働きませんか

「デジタル&ソリューション」をキーワードに、多様な事業を展開しています。

日経BPは、デジタル部門や編集職、営業職・販売職でキャリア採用を実施しています。デジタル部門では、データ活用、Webシステムの開発・運用、決済システムのエンジニアを募集中。詳細は下のリンクからご覧下さい。

Webシステムの開発・運用(医療事業分野)

システム開発エンジニア(自社データを活用した事業・DX推進)

システム開発エンジニア(契約管理・課金決済システム/ECサイト)