「健康・医療・福祉の新時代へ~連携と地域包括ケアの充実を目指して~」をテーマに開催される、国際モダンホスピタルショウ2015をレポートする。
■前回(2014年)のホスピタルショウのレポート記事一覧はこちら
2015年7月15~17日、東京ビッグサイトで開催
「健康・医療・福祉の新時代へ~連携と地域包括ケアの充実を目指して~」をテーマに開催される、国際モダンホスピタルショウ2015をレポートする。
■前回(2014年)のホスピタルショウのレポート記事一覧はこちら
済生会熊本病院の副島院長らが講演
健康・医療分野のビッグデータは、公衆衛生や医療評価、医療変革、創薬、医療政策など、その成果の活用範囲は非常に広く、期待も大きくなる一方だ。その実像はいかなるものなのか――。
2040年頃には団塊の世代が平均寿命を迎え、年間死亡者数は167万人でピークを迎えるといわれている。約8割が病院で看取られている現状に変化がないとすると、41万人の看取り場所がなくなる計算になる。
「国際モダンホスピタルショウ2015」(2015年7月15~17日、東京ビッグサイト)では、特別企画「第8回 こんなものを作ってみました!看護のアイデアde賞」が実施された。看護業務やその周辺の課題に対して、看護師など医療従事者の視点で着想されたアイデアを競うものだ。
キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、病院などでの患者の異常行動をネットワークカメラで検知するシステムを「国際モダンホスピタルショウ2015」(2015年7月15~17日、東京ビッグサイト)に参考出展した。病室に設置したネットワークカメラで撮影した映像から、転倒やもがき、ベッドの柵外し…
訪問看護や訪問介護、通所介護などを手掛けるセコム医療システムは、2014年3月から訪問看護の現場にモバイル端末とICTシステムを導入している。その導入の経緯や導入後の効果などについて、同社 訪問看護ステーション看護部の國本陽子氏が「国際モダンホスピタルショウ2015」(2015年7月15~17日、…
東芝は2015年9月に発売予定のリストバンド型生体センサー「Silmee W20/W21」を、「国際モダンホスピタルショウ2015」(2015年7月15~17日、東京ビッグサイト)に参考出展した。活動量や睡眠のほか、脈拍、会話量、紫外線量などを測定でき、スマートフォンなどと連携させて記録・管理でき…
センシング技術の歴史と展望を語る
東芝は、「国際モダンホスピタルショウ2015」(2015年7月15~17日、東京ビッグサイト)に活動量計などを出展し、同社のヘルスケア向けセンシング技術をアピールした。会期の3日目には、東芝 ヘルスケア社でウエアラブル機器の開発に携わる大内一成氏が、展示エリア内のステージで、同社のセンシング技術の…
訪れた病院の受付テーブルにスマートフォンを置くだけで、来院手続きを済ませたり、その日の診察を予約できたりする――。Beacon(ビーコン)を用いた屋内位置情報サービスを手掛けるタグキャストは、そんなシステム「Medical Services Appointment(MSA)」を開発した。帝人および…
一般財団法人医療情報システム開発センターの山本 隆一氏
東京大学医学系研究科医療経営政策学講座 一般財団法人医療情報システム開発センターの山本 隆一氏は2015年7月16日、「国際モダンホスピタルショウ2015」の病院経営フォーラムに登壇、「マイナンバー制度の医療分野での活用について」と題して講演した。
診療所を情報化、在宅をバーチャル病床に――静岡・川根本町の取り組み
病院がない地域の医療を「バーチャルホスピタル」で支える。こうした取り組みについて、静岡県立総合病院の医療連携管理監 地域医療ネットワークセンター・センター長である清水史郎氏が、「国際モダンホスピタルショウ2015」(2015年7月15~17日、東京ビッグサイト)で講演した。このセッションは、電子カ…
ブラザー工業は、同社初の医療用ヘッドマウントディスプレー(HMD)「AiRScouter WD-250A」を「国際モダンホスピタルショウ2015」(2015年7月15~17日、東京ビッグサイト)に出展した。AiRScouterシリーズの新機種として2015年7月13日に発表したもので、同年10月下…
ナースコールシステム大手のケアコムは、医療機関における看護業務を「見える化」し、業務改善につなげるソリューションを2016年春から提供する。ビッグデータ活用型ソリューションとして「国際モダンホスピタルショウ2015」(2015年7月15~17日、東京ビッグサイト)に出展した。
患者向けポータル機能も新たに追加
インターシステムズジャパンは、医療情報プラットフォーム「InterSystems HealthShare」を機能ごとに切り分け、コンポーネント化したHealthShare製品ファミリーを「国際モダンホスピタルショウ2015」(2015年7月15~17日、東京ビッグサイト)に出展した。HealthS…
シャープは、「国際モダンホスピタルショウ2015」(2015年7月15~17日、東京ビッグサイト)に同社として初めて出展。8K(8000×4000画素級)対応の液晶ディスプレーの医療応用などに関する展示を行った。2014年12月の「SEMICON Japan 2014」で初披露した「健康コックピッ…
富士通関連会社のエム・オー・エム・テクノロジー(MOMTEC)は、ノンカスタマイズ型の総合健診システム「IMFIFE」(アイエムファイン)を、「国際モダンホスピタルショウ2015」(2015年7月15~17日、東京ビッグサイト)に出展した。電子カルテ連携機能をオプションパッケージで提供したことが最…
ファイルメーカーのパートナー各社が出品
米FileMaker社の日本法人であるファイルメーカーは、「国際モダンホスピタルショウ2015」(2015年7月15~17日、東京ビッグサイト)で、同社製品の「FileMaker」をプラットフォームとして医療向けソリューションを開発するFBA(FileMaker Business Alliance…
異常時はスタッフに映像配信
コニカミノルタは、天井設置型センサーを使った見守りシステムを、「国際モダンホスピタルショウ2015」(2015年7月15~17日、東京ビッグサイト)に参考出品した。介護施設や病院のベッド上の天井に、マイクロ波センサーやカメラを一体化した装置を取り付け、入院患者や介護施設入居者の起床・離床、転落・転…
パナソニック ヘルスケアは、「国際モダンホスピタルショウ2015」(2015年7月15~17日、東京ビッグサイト)に、在宅医療チームで情報を共有するクラウドサービス「在宅医療共有システム Medicom‐HCLink」を出展した。医師や看護師、薬剤師、介護士などで構成される在宅チームでiPadなど…
島津エス・ディーは東京ビッグサイトで開催中の「国際モダンホスピタルショウ2015」(2015年7月15~17日)に、ベッドサイドに設置した「バイタルデータターミナル」が患者を識別しながら、体温や血圧などの測定データを収集するシステムを参考出展している。測定データの登録作業を自動化するとともに、患者の…
アライドテレシスは東京ビッグサイトで開催されている「国際モダンホスピタルショウ2015」(2015年7月15~17日)に、1台のスマートフォンで複数メーカーのセンサーから情報を収集するシステムを展示している。コヴィア社のAndroid搭載スマホが、近距離無線通信「NFC IP-2」を使って、血糖値、…