展示した参照設計。左から順に血圧計、血糖値計、脈拍計向け
展示した参照設計。左から順に血圧計、血糖値計、脈拍計向け
[画像のクリックで拡大表示]
クラウド接続環境を容易に構築可能
クラウド接続環境を容易に構築可能
[画像のクリックで拡大表示]

 ルネサス エレクトロニクスは、Continua Health Alliance規格に準拠する健康機器向けの参照設計(リファレンスキット)を、「第4回 IoT/M2M展」(2015年5月13~15日、東京ビッグサイト)に出展した。各種センサーや同社製の16ビットマイコン「RL78ファミリ」およびスマートアナログIC「SAIC101」、さらにBluetooth Low Energy(BLE)通信モジュールを搭載したもの。2015年内の提供開始を目指す。

 Continua規格準拠の血圧/血糖値/脈拍計と、スマートフォンなどのモバイル端末、およびクラウドサーバーから成るヘルスケアデータの自動取得・蓄積・解析環境を容易に構築できる。米国LNI(Lamprey Networks, Inc.)社が開発したContinua規格準拠のエージェントマネージャー「HealthLink OXP」に対応。iOSとAndroid、いずれのOSを搭載するモバイル端末とも連携可能である。