2015年3月17~20日まで米国サンノゼで開催される、米NVIDIA社主催のGPU技術関連の開発者会議「GPU Technology Conference 2015」をレポートする。GPU技術だけでなく、GPUを利用した人工知能やディープラーニング、自動運転など、500以上のセッションが予定されている。
GTC 2015
GPU Technology Conference 2015、2015年3月17~20日、米国サンノゼ
目次
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6000分の9しか間違えない顔認識技術
大家が見せたディープラーニングの“超人”的成果
「(ディープラーニングによって)音声認識の精度が99%に達すれば、音声インターフェースに変革をもたらす“ゲームチェンジャー”になる」――。2015年3月17日から米国で開催中のGPU関連の開発者会議「GTC 2015」の基調講演に登壇したAndrew Ng氏は、ディープラーニング(深層学習)の可能性…
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NVIDIAのワークステーション向けGPUに新製品、「Maxwell」世代に
米NVIDIA社は、同社のGPU関連の開発者会議「GTC 2105」で、ワークステーション向けGPUボードの新製品「Quadro M6000」を発表した。「Maxwell」アーキテクチャーのGPUを採用した点が特徴である。
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Googleの3D認識端末がVRを身近にする
「Project Tango」で位置検知可能な簡易型HMDを実現
米Google社は、スマートフォンやタブレット端末に人間並みの空間や動きの認知能力を持たせる「Project Tango」について、「GTC 2015」で講演した。ゲーム分野への応用、特にAR(拡張現実感)やVR(仮想現実感)関連のゲームへの強い期待がうかがえた。
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運転支援に必要なセンサー類を削減する“ライダー”
DaimlerやHyundaiが注目する米スタートアップが開発
自動車分野で開発競争が激化しているADAS(先進運転支援システム)や自動運転。これらの機能は運転手にとって利便性は向上するものの、作り手である自動車メーカーにとっては、多数のセンサー類を搭載する必要があり、手間やコストがかかる。こうした課題の解決に向けて、レーザーを利用した「light detect…
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Audiの900km自動走行を可能にした20個のセンサー
自動運転車の技術仕様を公開、会場から人があふれる
2015年1月に開催された「2015 International CES」で、シリコンバレーから会場のラスベガスまで、自動運転で約900kmを走行したことで注目を集めた、ドイツVolkswagenグループのAudi社。この自動運転車の仕様などについて、米NVIDIA社のGPU技術関連の開発者会議「G…
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AudiやBMW、Local MotorsにTeslaまで、NVIDIAが親密さ強調
イーロン・マスクも登壇
米NVIDIA社は、GPU技術関連の開発者会議「GPU Technology Conference(GTC) 2015」において、同社のGPUを採用した大手や新興の自動車メーカーの実車を展示会場や会場入り口付近などに展示し、その親密ぶりをアピールしていた。
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「12個の車載カメラでも余裕」、NVIDIAのGPU
「SfM」を活用した自動駐車もデモ
米NVIDIA社は、同社のGPU技術関連の開発者会議「GPU Technology Conference(GTC) 2015」において、ADAS(先進運転支援システム)や自動運転などに向けた自動運転の開発プラットフォーム(評価ボード)「DRIVE PX」を利用した各種デモを披露した。
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深層学習推しのNVIDIA、学習速度を10倍に
GTC 2015の基調講演から
2015年3月17日(現地時間)、米NVIDIA社主催のGPU技術関連の開発者会議「GPU Technology Conference(GTC) 2015」が米国サンノゼで開幕した。開催初日の基調講演には同社 CEOのJen-Hsun Huang氏が登壇し、「ディープラーニング(深層学習)」をキー…
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深層学習から自動運転まで、GPU関連の開発者会議が開幕へ
NVIDIA社の「GPU Technology Conference 2015」から
米NVIDIA社主催のGPU技術関連の開発者会議「GPU Technology Conference(GTC) 2015」が2015年3月17~20日まで米国サンノゼで開催される。同会議では、同社の新製品などが発表されるほか、同社のGPUのユーザー企業が各種講演を行う。