FPD InternationalやSmart City Weekが同時開催
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パナソニックの展示ブース
パナソニックの展示ブース
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 次世代医療・ヘルスケア機器開発者のためのビジネス・マッチング・イベント「ヘルスケアデバイス展 2013」(主催:日経BP社)がパシフィコ横浜で開幕した。会期は2013年10月23~25日の3日間。

 展示会場では、20社・団体が展示ブースを構える。パナソニックは、非接触の心拍/呼吸センシングなどに向けた24GHzの電波センサや、手術映像記録・配信システム向けのシステムLSIなどを展示。ヘルスケア分野の市場開拓を目指す。

 東京大学 染谷・関谷研究室/染谷生体調和エレクトロニクスプロジェクトは、「羽毛よりも軽くて柔らかい」とうたうヘルスケア向けセンサ・シートなどを展示。有機エレクトロニクス技術の新たな応用分野としてヘルスケアに狙いを定める。

 日本大学工学部 次世代工学技術研究センター 医療工学研究室は、触れるだけで測れる血圧センサなどを展示。新たなヘルスケア・スタイル実現する技術を披露する。

 主催セミナーでは、10月25日に開催する基調講演で、神奈川県知事の黒岩祐治氏が「ヘルスケア・ニューフロンティアを支えるものづくり産業」と題して登壇予定。神戸大学大学院 医学研究科 消化器内科 特命講師の杉本真樹氏は「医療イノベーションに向けた可視化・可触化技術:ウェアラブル端末から3Dプリンタへ」というテーマで講演する。

 この他、デジタルヘルス・ビジネス開発フォーラム「市場創出の突破口は何か」、デジタルヘルスAcademy「医療従事者と共に考える、医療機器向けヘルスケアデバイス ~医療機器分解品や試作品を基に徹底議論~」などを実施する。

 また併設セミナーとして、「介護ロボットシンポジウム in 横浜みなとみらい」(主催 神奈川県、かながわ福祉サービス振興会)、「ウェアラブル・ヘルスケア・センサ国際シンポジウム」(主催:兵庫県立大学・東北大学マイクロシステム融合研究開発センター共催)も予定されている。