ものづくりを支える最新の要素技術と製品の展示会速報をお届けします。
TECHNO-FRONTIER 2013
2013年7月17~19日、東京ビッグサイトにて開催
目次
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スウェーデンMidsummer社の製造装置、小さな設置面積でCIGS型太陽電池を年間5MW
スウェーデンMidsummer社は、「TECHNO-FRONTIER 2013」の「福岡スマートハウスコンソーシアム/横浜スマートコミュニティ/長崎スマートソサエティ」のブースにおいて、CIGS型太陽電池の製造装置などについて紹介した。
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「iPhoneの純正電源アダプタにも採用」、自社ブランドで攻勢かけるダイオードの台湾Eris社
東京ビッグサイトで2013年7月17日~19日に開催された「TECHNO-FRONTIER 2013」には、複数の台湾企業がブースを構えた。その中でも目立っていた1社が、東1ホールの出入り口のすぐ近くにブースがあった台湾Eris Technologies社である。同社は台北市に本社を置くダイオード・…
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従来比で約30%小型化した車載リアクトルをNECトーキンが開発
NECトーキンは、同社従来品よりも同程度の特性を維持しつつ、体積を約30%小さくした車載用途向けリアクトルを開発し、「テクノフロンティア2013」(2013年7月17~19日、東京ビックサイト)に出展した。円筒型のもので比較すると、従来品では直径90mmで、高さは50mmだったが、開発品は直径80…
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東芝がARMコア・マイコンに新たなロゴ、モーター制御マイコンのロードマップを紹介
東芝は、東京ビッグサイトで開催中の「TECHNO-FRONTIER 2013」(7月19日まで)において、英ARMのプロセサ・コアをベースにしたマイコン(TXシリーズ)に関して、三つのサイン・ボードを掲げた。モーター制御マイコンのロードマップや、TXシリーズの新たなロゴを披露した。
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環境センサ市場の開拓、STは「まず民生、次に産業用途」
伊仏STMicroelectronics社は、環境センシング向けの圧力/温度/湿度センサの新製品と今後の製品計画を「テクノフロンティア2013」(2013年7月17~19日、東京ビックサイト)で示した。
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「0.001%の低輝度のLED調光も可能」、ルネサスが自社のマイコンとLEDドライバで構成
ルネサス エレクトロニクスは、東京ビッグサイトで開催中の「TECHNO-FRONTIER 2013」(7月19日まで)において、3万ステップの調光が可能なLED照明のリファレンス・システム(ソリューション)を展示し、デモンストレーションを実施している。調光ステップ数が多いだけでなく、低輝度領域での安…
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ベルニクス、XilinxのFPGAに向けた電源モジュールを開発、リップルを7.5mVに抑える
ベルニクスは、米Xilinx社のFPGA「Virtex-7」に向けた電源モジュール「BPE-37シリーズ」を開発し、「TECHNO-FRONTIER 2013」で展示した。Virtex-7の中で高速シリアル・トランシーバを搭載した製品であるGTHとMGTに対応する。
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ベルニクス、同社従来品に比べて61%小型化したフルデジタル電源を開発
ベルニクスは、同社従来品に比べて61%小型化したフルデジタル電源「BDG-400M」を開発し、「TECHNO-FRONTIER 2013」で展示した。外形寸法は、250mm×78mm×42mmで、1Uラックに収めることができる。最大出力電力は400Wで、出力は3チャネル。展示品では+5V/25A、…
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電池レスのセンサ・スイッチはここで使う、アルプス
アルプス電気は、電池や外部供給電源がなくてもオン/オフ情報を伝えられるスイッチを「テクノフロンティア2013」(2013年7月17~19日、東京ビックサイト)に展示した。電波の到達距離を長くできる、あるいは無線回路の消費電力を抑えやすい920MHz帯を採用している。
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ドライバICを同一パッケージに収めたGaNパワー・トランジスタなどをサンケン電気が出展
サンケン電気は、GaNやSiCを利用したパワー素子を試作し、「テクノフロンティア2013」(2013年7月17~19日、東京ビックサイト)に出展した(図1)。GaNの方は、GaNパワー・トランジスタとドライバICを同一パッケージに収めたものを開発。同トランジスタとドライバICは別チップである。外形…
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「パッシブだって、ディスクリートだって、まだまだ製品力で勝負できる」、ビシェイ ジャパンに事業/製品戦略を聞く
米Vishay Intertechnology社は、受動部品(パッシブ)と個別半導体(ディスクリート)を2本柱とする電子部品メーカーである。売上高は大きい。2012年には、22億3000万米ドルに達している。このうち、受動部品が占める割合は48%、個別半導体は52%である。2013年は、前年を上回…
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デクセリアルズ、0.59mm厚と薄いワイヤレス給電の受電アンテナを開発
デクセリアルズ(旧ソニーケミカル&インフォメーションデバイス)は、0.59mm厚のワイヤレス給電用受電アンテナを開発し、展示会「TECHNO-FRONTIER 2013」に出展した。
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富士通セミコンダクターがGaNパワー・トランジスタ3種を展示、サーバー電源への応用例も出展
富士通セミコンダクターは、耐圧30Vと150V、600VのGaNパワー・トランジスタを、「テクノフロンティア2013」(2013年7月17~19日、東京ビックサイト)に出展した(図1)。2012年から30V品と600V品をサンプル出荷してきたが、「意外に150V品の需要もあった」(説明員)ことから…
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日立マクセル、双方向通信が可能なワイヤレス給電技術を開発
日立マクセルは、給電する電力に通信用信号を重畳することなどで双方向通信ができるワイヤレス給電システムを開発し、展示会「TECHNO-FRONTIER 2013」に出展した。
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アルプス電気、磁界共鳴方式のワイヤレス給電システムを披露
アルプス電気は、開催中の展示会「TECHNO-FRONTIER 2013」で、磁界共鳴方式の「無線電力伝送システム」の試作品を出展した。
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「ありそうでなかった静電気対策の新兵器」、NECエンジニアリングがESD電流の可視化システム
NECエンジニアリングは、電子機器の静電気対策に向けて、「ESD可視化システム」を発売した。電子機器のプリント基板上を流れるESD(electrostatic discharge)電流を、磁界プローブなどを使って可視化するシステムである。2013年9月に出荷開始の予定。
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NECトーキンとNECがインフラ監視用の無線センサ・モジュールを開発
NECトーキンは2013年7月12日、NECと共同で低消費電力の無線型センサ・モジュールを開発したと発表した。10mW以下の低消費電力で5年間以上の長期間動作が可能という。
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富士通セミコンダクター、150V耐圧のGaNパワー・デバイスを製品化
富士通セミコンダクターは、150V耐圧のGaN(窒化ガリウム)パワー・デバイス「MB51T008A」を開発し、2013年7月にサンプル出荷を始めると発表した。2014年中に量産を始める予定だ。特徴は、DC-DCコンバータなどの電源回路の電力損失を低減できる点にある。導通損失を決めるオン抵抗は13m…
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ルネサスとアナログ・デバイセズ、両社の評価ボードを接続するための中継ボードを開発
ルネサス エレクトロニクスとアナログ・デバイセズは、ルネサスのマイコン評価ボードとアナログ・デバイセズのアナログIC評価ボードを接続するための中継ボード「SE SPIDER-01」を共同開発した。この中継ボードを利用することで、両社の評価ボード接続に要する時間を約7割短縮するという。
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日本ケミコンがAl電解コンデンサの電解液の難燃化技術を開発、低温に強いコンデンサに適用
日本ケミコンは、Al電解コンデンサの電解液を難燃化する技術の開発に成功したと発表した。ある薬品メーカーと共同検討して新たな難燃剤を開発し、それを電解液に加えることで実現する。