重さは非公表だが、持ってみたところ見た目より大幅に軽く感じる。「正確な重量は非公表だが、VAIO Duo 11と大きく変わらない」(ブース担当者)として、ディスプレイの大型化やバッテリー駆動時間の伸びにも関わらず重量は増大していないという。

写真10●VAIO Duo 13のスケルトン模型
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 展示会場には、VAIO Duo 13の内部構造を示すスケルトンモデルも展示された(写真10)。VAIO Duo 11と比べて大型のファンを搭載、冷却性能を引き上げた。「Configurable TDPで25Wまで対応できる」(ブース担当者)として、より高いピーク性能を引き出せるという。

 バッテリーは大型化したが、容量は20~30%程度の増加にとどまる。それよりも第4世代Coreプロセッサの低消費電力化によって、バッテリー容量の増大を上回るバッテリー駆動時間の伸びを実現できたという。

世界で6月末より発売、日本での発表も予定

 VAIO Pro 13/11、VAIO Duo 13ともに、2013年6月末より世界各国で発売を開始する。国内展開も予定しており、詳細は日本で発表する予定だという。

 米国での想定価格はVAIO Pro 11が1149米ドル、VAIO Pro 13が1249米ドル。VAIO Duo 13は最小構成で1400米ドル程度。いずれもOfficeを含まない価格だが、構成は地域によって異なるという。

この記事はITproのCOMPUTEX 2013ニュースから転載したものです。