トヨタ自動車は東京モーターショーに次期「bB」を予告するコンセプトカー「bBコンセプト」を展示した。現行のbBはヴィッツなどと同じBプラットフォームをベースとするが、次期bBは一回り小さい「パッソ」のプラットフォームを使う。「若い人に買ってもらえるよう、車両価格を下げたかった」(会場の説明員)。パッソのホイールベースは2440mmだが、bBでは100mm延長して採用する。


 そのため現行bBと比較すると若干小さくなり、全長は30mmの短く、全高は20mm低い。エンジンは排気量1.5Lで、現行bBと同じ。コンセプトカーはいかにもショーモデル風の外観だが、量産車にブルーの照明やアクセサリー類、オーディオ類を加えただけで、ほぼこのままの姿で発売するという。


図1◎「bBコンセプト」。ボディサイズは全長3915×全幅1690×全高1620mmで、ホイールベースは2540mm。


図2◎前席の座面を80mm下げる「マッタリモード」。