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倶楽部 セッテン

国内で「ちっちゃいイオン」をやりたい

複合サービス×業務用家具――三ちゃんと愉快な仲間たち【第11回】

  • 構成=土屋 季之
  • 2015/09/03 00:00
  • 1/5ページ
 前回に引き続き、さまざまな業態のサービス業を地方発、グローバルに展開するあらきの谷川竜二社長、世界を視野に入れて業務用家具を製造販売する三吉の前田佳孝社長に、グローバルとローカルをキーワードに話を聞いていく。大きな世界の“流れ”の中で、何を強みに棹を差していくのか。そして、図らずも同じカンボジアに拠点を持った2人の次のチャレンジはどこへ向かうのか。異なった業種であり、見ている先は違うようでも、その視点は驚くほどよく似ている。
左から、前田氏、谷川氏(写真:加藤 康)
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三反田 今、日本の市場には外国の資本がどんどん入ってきています。外国人が不動産を購入できる国はそうそうない。日本の不動産を購入する企業も多いです。日本市場を取ろうと思ったら、取引先の本体が実は外資だったという状況も、これから出てくるでしょう。国内の中小企業の多くが、海外進出に興味を持っていない、海外の視点を持つ必要がなかったのがこれまでの状況でしたが、これからは国内でもそういった視点が必要になるのではないでしょうか。

 サービス業なら、いきなり外国人がわーっと来て英語で対応しなきゃいけない、という分かりやすい例があります。僕はフィリピンがこれからいいかもしれないと思っていて、それは全員英語を話せるということなんですね。国全体で人材派遣に取り組んで、英国や米国の英語圏にメイドなどを派遣している。それが外貨収益になってるんです。こういう面では日本はすごく弱いと思うんです。

前田 僕も英語は全然だめですが、カンボジアはその点すごいですね。小学校から算数や社会よりも語学に力を入れている。英語、中国語、日本語が話せれば、そういう国で働けて収入が何倍にもなる、そう教えているそうです。うちのカンボジア工場で働いているスタッフも、英語や日本語が話せても、算数が全然ダメというのがいる。そういう意識です。

三吉の業務用家具のシリーズ(写真:三吉提供)
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 フィリピンがそういう方向なのもよく分かります。島国で資源がないので工場進出は諦めましたが、これからは物流の経由地(ハブ)になることを狙っているのかなという気がします。

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