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まずは以下の動画をご覧いただきたい。
筆者が「ラオウ!」と呼びかけるとPepperが「我がロボット人生に一片の悔いなし」としゃべるのがお分かりだろうか。日経テクノロジーオンライン編集部でも人気の名作マンガ「北斗の拳」のキャラクター「ラオウ」の動きをまねさせてみた。一連の動作は、実は筆者が「Pepper」向けアプリケーションを作り、動作させた成果だ。
日経テクノロジーオンライン編集部にPepperがやってきたと聞いて、居てもたってもいられなくなった。日経コンピュータ5月14日号のロボット特集「あなたの隣にロボット」を読んでいたからだ。同特集を担当した先輩の井原記者は、「ポーズをとらせたりしゃべらせたりするアプリなら手軽に開発できる」と言う。そこへ舞い込んできたのが、自由に使えるPepperが社内にあるという情報だ。これはもう、飛びつくしかない。