動画の公開は終了しました

 ブンブンと飛んでいる小さな物体は、最近話題を集めているUAV(無人航空機)。ドローンで有名なフランスParrot社が、「2015 International CES」で見せた超小型機種「MiniDrone」のデモンストレーションです。演劇風の演出は大人気で、常に人だかりが絶えません。

 下の方から登場し、ジャンプして去っていくロボットもドローンの一つ。屋内外を時速7キロで走行し、約80センチの高さをジャンプできます。飛行するドローンも、走るドローンもほとんど生き物のよう。そのためか、よく見ると冒頭で起きている墜落の“悲劇”も、物悲しさが増幅されていないでしょうか。

 デモを見ていると日常生活でドローンが普通に飛んだり、走ったりしている未来は、それほど遠くないと思えてきます。それをどこまで人々が受け入れるのか。法制度はどうするのか。いろいろと課題はあるわけですが、とにもかくにもまずは作って動かしてみる。そこにイノベーションのカギがあるような気がしてなりません。