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ものづくり技術者が見た「スパコン」の世界

第9回:性能向上ポイントはループする ―CPU編その1―

  • 柴田 直樹=クレイ・ジャパン・インク クラスタ ソリューション アーキテクト
  • 2013/11/08 00:00
  • 1/2ページ

 皆さん、こんにちは。夏の終わりから秋の初めのスパコン系ビジネスは少し繁忙期的なところがありましたが、晩秋を迎え、ようやく連載を再開するパワーが戻ってきました!! 今回からは、以前少し書いた「PCクラスタシステム」の要素技術について書いていこうと思います。

ループする「パフォーマンス・トレンド」

 x86サーバーをベースにしたスパコン「PCクラスタシステム」は、当たり前ですが、多数の部品要素で構成されています。特にこのスパコンの「高いパフォーマンス」を実現している主な要素として、「演算性能(Compute)」「通信性能(Network)」「入出力性能(I/O)」の3つが挙げられ、いずれも重要なものです。もちろんスパコンでは、どの要素も高いレベルの融合が必須ですが、筆者はそこに「その時により(あるいは個々のスパコンの進化の段階によって)特にどの要素を強化していくか」という課題があると思っています。

 そして、その3要素のトレンドは下記の図のようにループしている、と考えるようになりました。もちろんこの3つ以外にも要素はたくさんありますが、「基本となる3要素」とご理解ください。実際、筆者がスパコンの業界に携わるようになってから15年ほどが経とうとしていますが、スパコンを売る側の人間として案件に携わっている中でも、しばしばこのループの存在を感じていました。

図●筆者が考える「スパコン・パフォーマンス・トレンド」
[画像のクリックで拡大表示]

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