連載主旨
LSI・FPDから電子機器組み立てまで,世界有数の製造拠点となった「台湾」。ばく大な潜在市場と急速な経済成長を背景に,LSI・FPDの製造拠点としても名乗りを上げる「中国」。両地域のLSI・FPD産業の行方は,世界の電子デバイス産業の今後のカギを握る。台湾・中国のエレクトロニクス業界に精通するみずほ証券 アナリストの中根康夫氏に,両地域を中心にLSI・FPD業界の最新動向をレポートしていただく。
中根 康夫
中根 康夫 筆者は,みずほ証券 Global Head of Technology Researchの中根康夫氏。1991~2001年の10年間,大和総研でアナリスト業務に従事。うち5年間は台湾・台北において台湾・中国のエレクトロニクス産業の調査・分析を行った。2001年,ドイツ証券会社に入社。ディスプレイや民生電機セクターを担当。2015年7月にドイツ証券を退社し、同年8月にみずほ証券に入社。
アナリストとして、民生電機やFPD関連、アジア関連を担当。チームリーダーとして、東京とアジアのエレクトロニクス調査チームを率いる。

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