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HOMEものづくり設計革新進化する大部屋 > 第2回:大部屋の道具はCAPDの流れで配置する

進化する大部屋

第2回:大部屋の道具はCAPDの流れで配置する

  • 田中 孝史=ダッソー・システムズ シニア・ビジネス・コンサルタント
  • 2013/02/21 00:00
  • 1/5ページ

 今回は、大部屋の道具について説明していきます。スキーにスキー道具があるように、大部屋にも大部屋の道具があります。そして、スキー板を前後逆に履いても滑走できないのと同様、道具の使い方を知らないまま大部屋を始めても目標を達成できません。そこで、大部屋の道具とその使い方を実際の事例に基づいて紹介します。

 図1は、ある自動車メーカーの設計段階における大部屋の基本形です。大部屋では、ミーティングを効率的に進めるためにさまざまな道具を壁に設置します。ここでの道具とは、単体で機能する特定のものではなく、大判用紙や付箋紙などで作られる大部屋の「構成物」と考えてください。それぞれの道具は、原則的に配置する順番が決まっています。以下、それぞれの道具について紹介していきます。

図1●大部屋の基本形(自動車メーカーの例)
[画像のクリックで拡大表示]

道具その1:目的・目標

 まず、図1の左上にある目的・目標の設定から始めます。目的は3~5年ほどの長期のゴール、目標はそれに向けた今の1年のゴールというのがそれぞれの定義です。最終的な目的・目標は、定量化した上で達成までの期限を設ける必要があります。

 目的・目標が決まったら、その背景、背景、達成に向けたシナリオ、大まかな日程(大日程)、方針、組織と関連部門といった項目と共に、チームごとにA4判の紙1枚にまとめて記述していきます。これらの内容は、変更が生じるたびに書き換え、常に最新の状態にしておきます。

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