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中国の家庭向け医療機器への参入戦略――成都の血糖値測定器をモデルに学ぶ

2013/02/19 07:00
王 榛驛=台湾工業技術研究院 IEK副研究員

1. はじめに

 急速に高齢化が進む中国では、年齢が上がるにつれて慢性的な糖尿病を患う人の比率も上昇している。糖尿病関連の医療介護の需要は著しく拡大しており、家庭で糖尿病患者を介護する需要も増えると見られている。このため、家庭用の血糖値測定器市場が急激に発展することが予想される。消費者のニーズに対応できる製品やサービスを創出することこそ企業経営の重要な役割であり、市場における競争力を獲得し、永続的な経営を行うための道でもある。

 四川省成都市は中国の中西部で著しく発展している都市の一つで、外資系企業が最も多く進出している都市でもある。このため、同市の経済力も消費力も今後拡大することが見込まれている。中国の血糖値測定器市場に既に進出している企業や今後参入を検討している企業が、成都に進出したり営業拠点を設置するための戦略を策定したりすることも、今後増えていくだろう。このようなときに評価の参考となる資料を作ろうと、われわれ台湾工業技術研究院(ITRI)の産業経済趨勢センター(IEK)は、成都市で消費者のヘルスケアに関する調査と家庭向け医療機器の販売ルートに関する実地調査を実施した。

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