2012年9月の大型液晶パネル価格は、ノート・パソコン用パネルでは、主力の14型、15.6型を中心に前月比2%、1米ドル下落した。一方、モニタ用パネルでは、18.5型が同2%、1米ドル上昇した。新サイズ・パネルの生産開始の影響を受けて、供給タイト感が増したためである。これ以外のパネルは横バイで決着したもようだ(大型液晶パネル価格の詳細レポートはこちら)。
また、テレビ用パネルでは、42型が同0.5%、1米ドル上昇した一方で、各サイズの直下型LEDバックライト搭載パネルについては、価格プレミアム縮小の影響により、0~1米ドルの下落となった(図1~図3)。