テレビ、スマートフォンなどの市場における、日本の民生機器メーカーの苦境ぶりが伝えられている。果たして日本のエレクトロニクス・メーカーは、今後どのような製品を作っていけばいいのか。かつて、ソニーで無線機能付き液晶テレビ「エアボード」や、遠隔地からテレビ番組を楽しめる「ロケーションフリー」などの開発に携わり、2007年にケンウッドに移籍し、2008年にJVC・ケンウッド・ホールディングス 執行役員常務を務めた前田悟氏が、これまで手掛けた開発案件を振り返りながら、今後の道筋を提案していく。
エムジェイアイ 代表取締役