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「日本の教育をどうすりゃいいんだ?」を考えてみる

久保田達也=サイバー大学IT学部教授,イッツ代表,冒険家
2010/06/22 10:00
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 「教育ほど誰もが意見を言うネタはない、教育とはそんな簡単なものではない」とか,「教育は社会の縮図なのだから、いまさら教育だけを変えてもどうにでもなるものではない」との声が多い。

 それはそうだが,それでは何も先に進まないだろうと思うので,新しい教育を試みている学校法人片柳学園の千葉茂副理事長(日本工学院・学校長)にお話を伺うことにした。千葉さんはいまどきのご時世に,蒲田駅周辺に都市開発かよ?!と,間違えてしまうほどびっくりするような巨大な新校舎を立ち上げた人である。

 まず「少子化で入学者数は減少」「不景気で教育費はでない」などと言われているように,教育産業に逆風が吹く中,なぜ新校舎を立ち上げられたのですか? と聞いてみた。

 「校舎の耐久年数もあるし,この時期だからこそ心機一転して,教育への情熱を新たに注ぎたいと思いまして」と千葉副理事はあっさりと言う。

蒲田新校舎
蒲田新校舎

世界へ出る日本の教育

片柳学園の千葉茂副理事長
片柳学園の千葉茂副理事長

千葉氏 「ここ数年間にいろいろ世界を回ってみて分かったことは,世界に通用する日本人の能力は,本来の器用さと勤勉によるものづくり文化にあるということです」

 世界視点で日本を見よと我々はよく聞かれる台詞だが,実際に世界を回って将来の教育を感じ取った人物はあまりいない。千葉さんはここ数年間でサウジアラビアを数回訪れ,日本のものづくり技術の学習教材をサウジアラビアの学校に提供するという知的財産の輸出を成功させている。

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