• BPnet
  • ビジネス
  • PC
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

HOMEエレクトロニクス電子デバイスディスプレイ技術の最前線 > 次世代TFTの本命

ディスプレイ技術の最前線

次世代TFTの本命

  • 松枝 洋二郎=松枝コンサルティング
  • 2009/08/18 12:00
  • 1/3ページ

 今,TFT技術は熾烈な開発競争を迎えている。特に次世代有機ELディスプレイ用のTFT開発は,戦国時代と言ってもいいくらいの様相である。その理由は,現在有機ELで広く用いられている低温多結晶Si(LTPS)TFTは第4世代(G4)までしか量産装置が無く,今後パソコン用やテレビ用へのニーズに対応できないからである。一方,液晶ディスプレイで広く用いられているアモルファスSi(a-Si)TFTはしきい電圧(Vth)がシフトしてしまうため,電圧を電流に変換して駆動する有機EL用の画素にはそのままでは使えない。そこで,LTPSと同等の信頼性を持ち,大型基板に対応できる次世代TFTが渇望されているのである。

表1 有機ELディスプレイ駆動用TFTの比較
表中の◎○△×は,各技術の現在の完成度を著者が示したものであり,各技術のポテンシャルを示したものではない。
[画像のクリックで拡大表示]

 表1は,これまでに有機ELパネルの試作に採用された主なTFT技術を比較したものである。このうちLTPS,SPC,SGS,SLSなどは,本来は多結晶Siとしてまとめても良いのだが,製造方法によって特徴が大きく異なるため,この表では分けて示してある。また,酸化物TFTにも様々な素子があるが,ここでは実際パネルの試作に広く利用されているアモルファスInGaZnO(以下IGZOと略記)を代表例として挙げてある。なお,これ以外にも有機TFTで有機ELパネルを試作した例があるが,まだ量産を議論する段階にはないと思うので,この表からは外してある。

【技術者塾】(5/26開催)
シミュレーション要らずの熱設計・熱対策

~熱を電気回路に見立てて解析、演習で応用力アップ~


本講演を受講すると、シミュレーションに頼らない実践的な熱対策・熱設計ができるようになります。演習を通して実際に熱を解析し、熱設計への理解を深められます。現場で応用できる熱解析ツールを自分で作成できるようになります。 詳細は、こちら
日程 : 2016年5月26日
会場 : 化学会館 7F(東京・御茶ノ水)
主催 : 日経エレクトロニクス

おすすめ