台湾TFT液晶パネル最大手の台湾AU Optronics Corp.（AUO）は，2009年7月23日，2009年第2四半期決算説明会を実施した。連結売上高は824億8600万台湾ドル（対前年同期比（以下YOY ）33.2％減，対前期比（以下QOQ） 62.6％増），売上高総利益は11億3600万台湾ドル（同96.3％減，黒字転換），営業損益は－46億6700万台湾ドル（同赤字転落，赤字縮小），当期損益は －65億9900万台湾ドル（同赤字転落，赤字縮小）だった。パネルの平均販売単価（ASP）の上昇（単価要因），需要増による稼働率の急上昇（数量要因），継続的なコスト削減により収益は大幅に回復し，売上総利益率は1.4％となった。営業損失率は第2四半期連続での売上高比40％台の大幅赤字から，5％にまで縮小した。
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