ディスプレー パネルの製造装置・部品から応用先までカバー
 
Irene Heo=Displaybank
2009/07/27 15:00
印刷用ページ

 2008年下期からの大型液晶パネル市況の落ち込みは,前例のないほど急激だった。しかし,これを機会に躍進したメーカーもある。その一例が韓国の偏光板メーカーだ。これまで日本勢が得意としていた分野だが,特に,LG Chem, Ltd.とACE Digitech Co., Ltd.の韓国2社が大きくシェアを拡大することに成功した。

 まずは,偏光板市場全体について見てみよう。

2009年第1四半期の偏光板市場と短期的な展望

 2009年第1四半期(1月~3月)の面積ベースの偏光板需要は前期比3%減の4167万m2,第2四半期(4月~6月)は同33%増の5555万8000m2となった。

 2008年第4四半期(10月~12月)は同16%減と落ち込んだが,中国テレビ市場でパネル市況が急速かつ再び盛り上がっていることから,2009年は,第2四半期に続き第3四半期(7月~9月)以降も需要拡大が続く見通しである。第3四半期は前期比9%増,前年同期比18%増と見ている。第4四半期は前期比5%増,前年同期比47%増で,需要は6334万4000m2に達するだろう(図1)。

図1 偏光板需要(面積ベース)の短期展望[2009年第2四半期以降は予測]
[画像のクリックで拡大表示]

 一方,金額ベースでは,2009年第1四半期は前期比7%減の12億3600万米ドルとなった。パネル市況の回復,特に液晶テレビの大型化の進行によって,面積ベースの偏光板需要は今後も大きく拡大していくが,コスト低減の要求により金額ベースでの成長は面積ベースを大幅に下回ることは確実である(図2)。

図2 偏光板市場(金額ベース)の短期展望[2009年第2四半期以降は予測]
[画像のクリックで拡大表示]

ここから先は日経テクノロジーオンライン会員の方のみ、お読みいただけます。
・会員登録済みの方は、左下の「ログイン」ボタンをクリックしてログイン完了後にご参照ください。
・会員登録がお済みでない方は、右下の会員登録ボタンをクリックして、会員登録を完了させてからご参照ください。会員登録は無料です。

【9月15日(火)開催】触るインタフェース(応用編)
~ウエアラブルと身体性から読み解く次世代インタフェース~


ウエアラブルデバイスで触覚情報を利用するための基礎と最新技術や、全身触覚と身体性に着目した新しい触覚インタフェースの新潮流について解説する。この分野に精通する3人の講師が、様々な研究開発例とその実装方法を紹介する。詳細は、こちら
会場:BIZ新宿 (東京・西新宿)

マイページ

マイページのご利用には日経テクノロジーオンラインの会員登録が必要です。

マイページでは記事のクリッピング(ブックマーク)、登録したキーワードを含む新着記事の表示(Myキーワード)、登録した連載の新着記事表示(連載ウォッチ)が利用できます。

協力メディア&
関連サイト

  • 日経エレクトロニクス
  • 日経ものづくり
  • 日経Automotive
  • 日経デジタルヘルス
  • メガソーラービジネス
  • 明日をつむぐテクノロジー
  • 新・公民連携最前線
  • 技術者塾

Follow Us

  • Facebook
  • Twitter
  • RSS

お薦めトピック

日経テクノロジーオンラインSpecial

記事ランキング