東京エレクトロンは売り上げの平準化などを目的に,サービスやパーツなどの「ポストセールス事業」を強化してきた。ポストセールスとは主に装置の納入後に発生する,サービス,パーツ,改造などの収益の総称である。東京エレクトロンは不況から脱した2003年以降,その売り上げ拡大に注力してきた。景気変動の波を受ける装置本体への依存度を下げて売り上げを平準化し,半導体製造装置産業の成熟化を視野に入れて事務機型の事業モデルを構築することが目的である。
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