台湾大手Siファウンドリ2社は,2001年のITバブル崩壊後を超える極端な需要収縮に見舞われている。2009年2月は台湾Taiwan Semiconductor Manufacturing Co.,Ltd.(TSMC)は4カ月連続,台湾United Microelectronics Corp.(UMC)は9カ月連続の対前月比(MOM)減収となり,TSMCでは対前年同月比(以下YOY) -58%,UMCはYOY -57%にまで落ち込んだ。しかし,主要顧客の一部では年明けで在庫調整が一服したこともあり,2009年1月から徐々に「急単」(Rush Order)が舞い込み始め,2月以降は急単がより幅広いアプリケーション,顧客に広がりつつある。
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