で、今度はキーワードを「電動バイク」として探してみたらこんなのがあった。1輪車みたいなもので「Uno」。なんと作ったのはBen J. Poss Gulak氏、18歳。祖父からものづくりを教えてもらいガレージ工房で電車やロケットを作って育ち、カナダ代表チームのメンバーとして世界レベルの技術コンテストにも出場した経験があるらしい。

 彼の説明では2006年に中国の劣悪なスモッグ環境にショックを受けクリーンで手軽に移動できる乗り物として電動バイクUnoを考えついたという。セグウェイみたいなバランスを取ってくれるジャイロスコープを前後用とターン用の2個搭載している。

  開発話がまたいい。無償の3Dグラフィックスソフト「Google SketchUp」を使って設計を始めるとなぜか「SolidWorks」の営業マンが訪問販売に来た。「お金がないので買えないよ、でも僕はこんなものを作りたいんだ」と話したら、同ソフトが無償で配達されたそうだ。他にもジャイロ関連のプログラミングでは、ロボット工学の専門家からアドバイス受けたという。試しに「Google SketchUp」をダウンロードしてまねごとで少し遊んでみたが、個人的にはやっぱ手書きのスケッチ図面の方が楽である。

 10月9日

 ちょっと見方を変えてソーラーではなく足で発電する方法を効率よく利用する手はないものかと考えた。探してみると「発電する電動ハイブリッド自転車エナクルSSシリーズ」という三洋電機の自転車が見つかった。