日産自動車は2014年6月9日、同社初の商用EV(電気自動車)「e-NV200」を、10月に国内で発売すると発表した。スペインのバルセロナ工場で生産する。月間販売目標は500台で、2014年度の販売目標は1000台。価格は車種によって異なり、388万440円~478万6560円である。
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e-NV200
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日産の商用EV「e-NV200」、電池パックを空冷するシステムを搭載
日産自動車の商用電気自動車(EV)「e-NV200」は、電池パックを冷却するシステムを搭載した。電池の温度上昇を抑えることで電池の蓄電能力の低下を抑える。同社は車両を5年間使用したときに電池の蓄電能力が約20%低下すると想定している。
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EV商用車を「将来は一般向けにも訴求したい」、日産片桐副社長
日産自動車副社長の片桐隆夫氏は2014年6月9日、電気自動車(EV)の商用バン・ワゴン「e-NV200」の発表会の場で、同車を「将来的には一般消費者にも訴求したい」との考えを示した。例えばキャンプに行くときなど、荷物を多く運びたい場合に使いやすいとみる。加えて比較的大きな出力の電力に対応するので、…
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日産の「e-NV200」、早ければ5年でコストアップ分を回収
日産自動車が10月に国内発売する商用電気自動車(EV)の「e-NV200」。ベースモデルのガソリン車「NV200」と比べると、補助金込みの実売価格が150万円程度高くなる見込みだ。ただ、電気はガソリンに比べて維持費が安く済むため、早ければ5年程度で投資回収できる。
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日産、商用EV「e-NV200」を10月に国内で発売、満充電の航続距離は185~190km
日産自動車は2014年6月9日、同社初の商用EV(電気自動車)「e-NV200」を、10月から国内で販売すると発表した(図1)。スペインのバルセロナ工場で生産する。月間販売目標は500台で、2014年度の販売目標は1000台。価格はグレードによって異なり、388万440円~478万6560円である…